事務所報 | 発行日 :令和2年1月 発行NO:No44 発行:バリュープラスグループ |
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事務所ホームページについての雑感 (弁護士・弁理士 溝 上 哲 也)
平素は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
早いもので、独立開業後32回目の新春を迎えます。この間、弁護士業界も弁理士業界も、制度改革とIT化の荒波に揉まれましたが、弊所が何とかやってこられたのもご支援いただいた皆様のお蔭と実感しております。
さて、溝上法律特許事務所は、事業の長期的な安定と発展を目的として、2020年1月6日から法人化し、弁理士業務は、OEK特許事務所を経営して来られた大池聞平弁理士と事業統合した「弁理士法人バリュープラス」として、弁護士業務は、「弁護士法人バリュープラス」として行うことになりました。そのため、事務所ホームページも全面的にリニューアルすることになりました。この記事をご覧になっている際には、新しいホームページが稼働していることと思います。
当事務所のホームページは、弁護士会において業務広告が原則として禁止されていた1997年8月に顧客及びその紹介者との連絡手段として他の法律事務所に先駆けて開設されましたが、その後、業務広告が解禁されると共に、弁理士会、弁護士会と相次いで報酬規定が撤廃され、企業・市民に対する情報提供が各事務所の責務とされるような時代を迎えました。そこで、2005年1月、当事務所のホームページは、このような時代の流れに即応して、企業・市民からのアクセス窓口としての機能を備えた、各種の業務関連情報を提供するホームページとして、全面的にリニューアルされました。その後、「商標調査依頼便」というコンテンツにて商標調査を受注するようになった時期が有り、2014年1月には、同コンテンツを「商標調査・登録サポートサービス」としてリニューアルし、今回の全面的にリニューアルするに至っています。
この間、事務所スタッフ全員が持ち回りで、1年に2回、事務所報をアップしており、そのコンテンツ数も多数に上っています。当初は未熟な論考もあって冷や汗ものでしたが、その後、内容も洗練され、タイムリーであったり、当時、まだ誰も解説していない論点に触れたりもして、インターネット上で引用されることも有りました。少しばかりのお役に立てたのではないかと思っています。また、事務所の近況を論じた記事は読みごたえのある出来事を興味深く記載したものもあり、皆様に事務所の雰囲気が良く伝わったのではないかと自負しております。
今回の全面的にリニューアルにあたり、事務所報は継続して行くことになりましたので、今後も、企業・市民の皆さんに役に立つページを目指して、コンテンツの充実を図っていきたいと考えています。